国際バカロレア・初等教育課程実施校に認定されました

つくばインターナショナルスクール(TIS)は、11月17日(木)に、国際バカロレア(IB)の初等教育課程(Primary Years Program=PYP)実施校の正式認定を受けました。2008年4月の現所在地への移転以来、3年に渡りPYP認定を目指して取り組んできた本校の教育成果が認められたことになります。

現在、IB認定校は世界141カ国に3290校あり、971,000名以上の生徒が各課程で学んでいます。そのうち846校がPYP実施校です。(2011年11月22日現在、IBO HPより)

本校は日本で12番目のPYP認定校となり、IB実施校としては日本で22番目の学校です。特に、北関東以北には本校を含め2校のIB実施校がありますが、PYP認定校としては本校が初で唯一となります。(群馬国際アカデミーが、ディプロマ資格取得課程(Diploma Program=DP)認定を受けています。)今後、本校では引き続き中等教育課程 (Middle Years Program=MYP) の認定を目指します。

本校は、英語を話す子供たちのために、英語を基本とした教育の必要性から1992年にスタートしました。その後、2008年4月1日に前校長・加納正康が代表となり、現在の地に学校が移転しました。当初は前校長の自宅ガレージを改築した校舎に、わずか8名の生徒が在籍している学校でした。2009年3月には茨城県の認可を受けて、各種学校法人つくばグローバルアカデミーが経営する学校になりました。同時に10教室を有するログハウス風校舎が完成しました。本年3月11日の震災では校舎も生徒も一様に無事でしたが、その一週間後の3月18日に前校長が急遽するという不幸に見舞われました。その後、長年に渡り前校長と苦楽を共にしてきたシェイニー・クロフォードが校長職を引き継ぎました。現在では5カ国10名の専任教職員の下、20カ国80名を超す生徒が日々勉学に励んでいます。

この度のPYP認定は、本校が生徒に世界水準の教育を提供しているということを意味します。本校では、IBに準拠したカリキュラムにより、批判的思考および行動力や決断力を持ち、生涯にわたって学び続けることの大切さを理解し、全ての文化や人々を認め尊敬できるような人材の育成に取り組んでいます。

IB Certificate of Authorization to Offer the Primary Years Programme

本校はまだ成長途中の段階にあり、限りない可能性を秘めています。今後はこの筑波研究学園都市という立地をより生かした教育にも取り組んでいきたいと考えます。本校は、つくば市を、そして世界をより良いものにするためにこれからも教育に邁進して参ります。

国際バカロレア(IB)とは
1968年に発足した財団法人国際バカロレア機構(IBO;本部=スイス・ジュネーブ)によって作られた国際的な教育プログラムです。「国際的に認められる大学入学資格」の授与および「学生の柔軟な知性の育成と、国際理解教育の促進」(文部科学省HPより引用)を目的としています。IBには以下の3つのプログラムがあります。

  • 初等教育課程 (Primary Years Program=PYP) 3~12歳 ※本校は3~11歳
  • 中等教育課程 (Middle Years Program=MYP) 11~16歳 ※本校は12~16歳
  • ディプロマ資格取得課程 (Diploma Program=DP) 16~19歳

なお、IBについての詳細は、以下のIBOおよび文部科学省のホームページで確認できます。
IBO HP: http://www.ibo.org/
文部科学省 HP: http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/index.htm

本校では毎月、学校見学会を実施しております。学校関係者以外の方の参加・見学も大歓迎です。ぜひ足をお運びください。(事前にご連絡いただきますようお願いいたします。)

冬の文化祭を開催いたします

つくばインターナショナルスクールでは、12月14日(水)に「挑戦者と自信」をテーマとした冬の文化祭を開催いたします。

この度の文化祭では、つくばインターナショナルスクールにおいて、生徒が日頃の学習に基づき、楽器演奏(バイオリン及びリコーダー)・合唱・演劇などを発表します。

本校は、英語を話す子供たちのために、英語を基本とした教育の必要性から1992年に設立され、2009年3月には茨城県の認可を受けて各種学校法人つくばグローバルアカデミーが経営する学校になりました。現在は国際的に評価の高い国際バカロレアプログラムの候補校として、正式な認可を受けるべく質の高い教育に取り組んでいます。

冬の文化祭は、本校の教育の一環として実施されるものです。生徒は日頃学んでいる事柄を発表する挑戦者となり、さらに相互に披露・鑑賞することで自らの自信を高めます。

<概要>
日時 平成23年12月14日(水)
10:30~12:00 幼稚園生から3年生までの発表
13:00~14:30 4年生から9年生までの発表
場所 つくばインターナショナルスクール

本文化祭は、学校関係者以外の方の参加・見学も大歓迎です。ぜひ足をお運びください。(文化祭、学校見学会共に事前にご連絡いただきますようお願いいたします。)

なお、本校では学校見学会を毎月実施しております。詳しくは下記をご覧ください。
http://tis.ac.jp/school-calendar/monthly-school-tours/

秋の学園祭を開催いたします

つくばインターナショナルスクールでは、10月26日(水)に「創造性と協調性」をテーマとした秋の学園祭を開催いたします。

この度の学園祭では、つくばインターナショナルスクールの校庭および校舎を利用し、生徒が日頃の学習に基づき、仮装大会・クラス企画ゲーム・チーム対抗ゲームなどを行います。

本校は、英語を話す子供たちのために、英語を基本とした教育の必要性から、1992年に設立されました。2009年3月には茨城県の認可を受けた各種学校法人つくばグローバルアカデミーが経営する学校になり、国際バカロレアプログラムに準拠した教育に取り組んでいます。

秋の学園祭は、その国際バカロレアプログラムの教育の一環として実施されるものです。生徒は日頃学んでいる創造性や協調性を十分に生かし、自らが企画・運営・参加して学園祭の全ての催しを実施します。

<概要>
日時 平成23年10月26日(水)
08:30 仮装大会
10:30 クラス企画ゲーム
13:00 チーム対抗ゲーム
場所 つくばインターナショナルスクール(校庭・校舎内)

本学園祭は、学校関係者以外の方の参加・見学も大歓迎です。ぜひ足をお運びください。(学園祭、学校見学会共に事前にご連絡いただきますようお願いいたします。)

なお、本校では学校見学会を毎月実施しております。詳しくは下記をご覧ください。
http://tis.ac.jp/school-calendar/monthly-school-tours/

2011年夏のご挨拶 

 9月からつくばインターナショナルスクールの新しい学期が始まるのを前に、一言ご挨拶申しあげます。

 3月18日に夫加納正康が急逝してから、早いものですでに5ヶ月がたちました。亡き夫がこの地に木造二階建てログハウス風の新校舎を建て、学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMYとして茨城県知事より認可され、新しいTsukuba International School(TIS)が始まってから、2年と4ヶ月になります。夫の急逝を受け、3月末に開催された臨時理事会において、私が法人理事長を、シェイニー・クロフォード女史がTIS校長を引き継ぐことが議決されました。5月には正式の理事会および評議員会が開催され、当面の運営について対応策が図られました。今日まで、いろいろな困難に直面いたしましたが、多くの皆様に支えられて2010-2011年度を終えることができましたことをご報告いたします。

 昨年9月に中学1年生と2年生の中等教育部を設置し、今年3月の時点で、小学1年生から6年生までの生徒を合わせると、16カ国からの生徒65名(両親とも外国籍の生徒が約3割、両親のどちらが外国籍の生徒が約3割、両親とも日本国籍の生徒が約4割)が在籍しておりました。就学前のTsukuba International Preschool(TIP)の生徒も合わせると80名余りとなり、TISの前途に明るい光が見えてきた矢先、3月11日に東日本大震災に見舞われました。続いて発生した福島第一原子力発電所の事故の影響も重なって、東日本の多くの地域から外国人が続々と帰国する事態が起こりました。TISでも、外国籍の生徒とその家族が次々と国外に退去していきました。そんな状況の中で、亡き夫は筑波研究学園都市の将来やTISの行く末を大変憂慮しておりました。そして震災から1週間後、夫がくも膜下出血で突然倒れ、帰らぬ人となったことで、TISの生徒やその家族、そして支援者の皆様にも大変なショックとご心配をおかけすることになりました。

 すべてが突然のできごとであり、一時は生徒数もかなり落ち込み、TISの前途が危ぶまれました。しかしながら、シェイニー新校長をはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリアの母国で教職免許を取得した優秀な先生方と日本語担当の先生、そして事務スタッフおよび芸術・体育等の非常勤講師の方々による献身的な指導の下で、残った子どもたちは次第に元気を取り戻して勉強を続け、6月末に無事に2010-2011年度を終了することができました。この間、学校法人の理事、評議員の皆様から弛まぬご支援・ご助言をいただき、特に茗渓学園の高島渉先生および茗渓学園卒業生の石井治美さん、橋本哲さんにはボランティアでTISの運営を手伝うというワーキング・グループを結成していただきました。そのほかにも、茨城県やつくば市の関係の皆様、近隣の皆様から多くのご支援をいただくことができました。このような皆様からのご支援、ご協力なくしては、ここまで来ることはできませんでした。心から御礼申し上げます。

 さて、震災から半年近くを経て、TISをめぐる状況は大きく改善されています。ウェブ・サイトにも報告されておりますように、夏休みに入ってから、7月11日〜15日に英語によるサマー・プログラムが行われ、9名の参加者がありました。また、7月25日〜8月5日に開催されたサマー・キャンプでは、前半の週に17名、後半の週には28名もの参加があり、この地でTISが果たせる新たな役割をも実感することができました。そして、2011-2012年の新学期、TISはおかげさまで72名の生徒を、そしてTIPの方も12名の子どもたちを受け入れる予定でおります。教師陣は、6月で任期満了して帰国、あるいは新天地へと移動する先生方が多かったため、シェイニー校長は大変な苦労をいたしましたが、新たに優秀な先生方をお迎えすることができ、9月から8名の専任教師と6名の非常勤教師の体制で臨むことができることとなりました。

 TISの存在価値をさらに高めるためのニュースがもう一つあります。震災の影響で延期となっておりました国際バカロレア初等教育課程(PYP)の最終認定訪問を今秋10月に受ける運びとなりました。国際バカロレアにつきましては、今年3月に公表された文部科学省の国際交流政策懇談会の最終報告書においてもその重要性が指摘されており、TISの目指してきた方向性が正しかったことに意を強くしているところです。一方で、つくば市、筑波研究学園都市を世界に開いた日本の窓として再構築しようという試みも進んでいると聞いております。TISは、新しい先生方、生徒たちとともに、ぜひともPYPの認定を受け、さらに中等教育課程(MYP)の認定をも目指して、グローバル都市としてのつくばの実現に微力ながら貢献できるように、準備を進めてまいりたいと思います。もとより、TISは、外国人の生徒たちのみの教育を考えているわけではありません。日本人のお子さんの教育も重要な責務であります。重要なことは、外国人とか日本人とかいう垣根を越えて、このグローバル化した世界、多文化共生社会を共に支えていけるような次世代を育てることだと考えます。そのためには、日本の行政、社会の慣例も見直しながら、よりよい教育制度を作り上げていく必要があるのではないでしょうか。TISの先生方も同じ思いです。実際、先生方はこの夏休みに福島の被災地でのボランティア活動をするために何度も出かけてくださっており、日本の社会にも貢献してくださっています。

 このように、TISはなんとか息を吹き返しています。しかし、実際には今年度、茨城県から教員の給与補助など、格別の支援をいただいていることも事実です。TISが自力で立って行くには、まだまだ皆様からのご支援、ご協力が欠かせない状況です。健全な事業体として確立するには、さらに生徒数を増やす必要もあります。お知り合いに外国人の方、国際教育を望んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、どうか広報にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 皆様、ご多用中のところと拝察申し上げますが、どうぞ、実際のTIS、TIPと元気に学ぶ生徒たちの様子を見学にいらしてください。毎月1回はスクールツアーを開催し、実際の授業を見学していただいております。ウェブサイトhttp://www.tis.ac.jpをご覧いただき、事前にご連絡いただければ幸いです。

 今年はさらに教育内容を充実し、生徒共々、教職員一同心を合わせて、世界中で尊敬されるような人材の育成に尽力していく所存でございますので、更なるご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMY 理事長 
加納 千恵子

2011年 年頭の挨拶

 新春にあたり一言ご挨拶申しあげます。月日の経つのは速いもので、木造二階建てログハウス風の新校舎が完成し、学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMYが茨城県知事より認可され、新しいTsukuba International School(TIS)の運営を始めて早、1年と9ヶ月が過ぎました。

 昨年9月の2010-2011年度の新学期から中学1年生6名と2年生2名の中等教育部も開始いたしました。小学1年生から6年生までの生徒を合わせると現在、日本を含め世界16カ国からの生徒65名が在籍しております。両親とも外国籍の生徒が3割、両親のどちらが外国籍の生徒が3割、両親とも日本国籍の生徒が4割です。アメリカ、カナダ、オーストラリアの母国で教職免許を取得している6名と日本語担当1名の専任教諭および芸術・体育等の非常勤講師8名の優秀な先生方の献身的な指導の下、国際バカロレア教育課程に沿った英語での教育を行っております。

 一昨年6月24日に国際バカロレア初等教育課程(PYP)の導入に関し、国際バカロレア機構より、TISがPYPを実践する候補校に認定されたのに引き続き、昨年3月24日には中等教育課程(MYP)の候補校にも認定されました。昨年6月17・18日には同機構よりPYPの実践に関する認定事前訪問を受け、今春4月14・15日に最終認定訪問を受けることも決定いたしております。

 在校生の父母4,5名の方から弟や妹のために3歳から5歳児対象のプレスクールも開設して欲しいという要望に応え、資格をもったオーストラリアの先生と地元で保育士をされていた英文科出身の方に来ていただくことができましたので、一昨年9月より開校いたしました。そのプレスクールからも昨年9月に8名の生徒がTISに入学いたしました。現在も16名の可愛い幼児たちが認可外保育施設ツクバ・インターナショナル・プレスクール(TIP)に在籍いたしております。

 本昌茨城県知事が6月4日に視察に来られ、感謝と励ましのお言葉を頂きました。科学技術国際交流センター会報JISTEC REPORT vol.74に日英対訳の8ペ-ジ記事を載せていただいたり、茨城県国際交流協会機関紙ふれあい茨城vol.76にTISを紹介していただいたり、雑誌『つくばスタイル』No.10に記事を載せいただきました。また、TISの校舎は雑誌『夢の丸太小屋に暮らす』が主催するコンテストで優秀賞を頂き2011年1月号に掲載されました。そのことが、ベスト・オブ・ザ・イヤー特集ということでフジテレビでも放映されました。自然を大切にし、人に優しい学校と紹介していただき、大変光栄な事でした。FMラジオつくば(84.2MHz)では毎週月曜日19時半から15分間、TISの定期番組を放送していただいております。いろいろな方々にご協力をいただいて、広報活動をいたしておりますが、まだまだ十分とは言えません。TISでは各学年定員16名のところ、1学年と4学年にはそれぞれ14名が在籍していますが、他の学年は、まだそれぞれ5,6名以上の余裕があります。どうぞ、広報のほどよろしくお願いいたします。

 さて、筑波学園都市には、各研究所の若手研究員や筑波大学の留学生など、収入のそれほど多くない外国人の方々のご子弟もかなりおり、その方々のためには、奨学資金の制度は不可欠です。当初、700万円ほどの基金ができまして、兄弟姉妹を入学させている方々や、経済的に援助が必要な方々への奨学金として使わせていただいております。恒久的に奨学金制度を維持していくには、奨学資金を充実していかなければなりません。皆様の一層のご協力をお願い申し上げたく存じます。

 ご多用中のところと推察申しあげますが、どうぞ、実際のTIS,TIPの様子もご見学ください。毎月1回はオープンスクールを開催し、実際の授業を見学していただいております。2月9日(水)、3月16日(水)、4月13日(水)、5月18日(水)、6月8日(水)、朝9時半~11時半を予定しております。どうぞお出掛けください。ウェブwww.tis.ac.jpもご覧いただければ幸いです。

 今年は更に教育内容を充実し、生徒共々、教職員一同心を合わせて、世界中で尊敬される人物の育成に尽力していく所存でありますので、更なるご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMY 理事長 
Tsukuba International School 校長
Tsukuba International Preschool 代表
加納 正康

2010年 年頭の挨拶

 新春にあたり一言ご挨拶申しあげます。月日の経つのは速いもので、昨春の3月に、木造二階建てログハウス風の新校舎が完成し、学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMYが茨城県知事より認可され、4月より新しいTsukuba International School(TIS)の運営を始めて早、9ヶ月が過ぎました。

 5月16日の新校舎竣工披露の折には160余名の方々がご来校くださり、生徒及び教職員一同に暖かい励ましのお言葉をたくさん頂きました。6月19日にはアメリカ、バングラディッシュ、イギリス、フランス、日本、韓国、マレーシア、タイ、などの国籍を持つ25名の小学校5年生までの生徒が、アメリカ、カナダ、オーストラリアの母国で教職免許を取得している5名の優秀な先生方の献身的な指導の下、2008年度を無事修了しました。

 6月24日には、第1回評議会、第2回理事会で決議された国際バカロレア初等教育課程(PYP)の導入に関し、国際バカロレア機構アジア・太平洋地域初等教育担当Weckert氏より、TISをPYPを実践する候補校に認定したという通知を受け取りました。先生方は夏期休暇を一部返上して新課程を研究し、研究学園都市ならではの特色ある教育課程の提供の準備にあたり、9月からPYPの教育課程を試行錯誤しながら導入いたしております。

 秋からは、アメリカ、フィリピン、韓国、エジプト、ナイジェリアやスウェーデン籍の生徒やオランダやアメリカから帰国した日本人のお子さんなど15名の生徒が新に加わり現在39名の生徒が学んでいます。両親あるいはどちらかが外国籍である生徒が23名、日本人の両親の生徒が16名です。日本人の生徒の大多数は帰国生か英語で幼児教育を受けてきた生徒です。PYPは一般の授業は全て英語で行いますが、日本語の学習や、母語の学習も期待されるという教育課程で、非常にやりがいのある挑戦的なカリキュラムです。

 在校生の父母4,5名の方から弟や妹のために3歳から5歳児対象のプレスクールも開設して欲しいという要望が寄せられていました。7月に資格をもったオーストラリアの先生と地元で保育士をされていた英文科出身の方に来ていただくことができましたので、9月より昨年度まで教室として使っていた拙宅のログガレージに少し手を入れて認可外保育園を始めました。8名の園児が日々楽しい英語での生活を送っています。
The Japan TimesやNikkei Weeklyなどが取材に来てくださり、紙面に載せていただきました。NHKの放送や、読売、産経、日経、茨城新聞などの記事もありましたが、まだまだ広報活動が十分とは言えません。各学年まだそれぞれ定員に5,6名の余裕がありますので、どうぞ、お問い合わせください。

 さて、筑波学園都市には、各研究所の若手研究員や筑波大学の留学生など、収入のそれほど多くない外国人の方々のご子弟もかなりおり、その方々のためには、奨学資金の導入も不可欠と思われます。知人に寄附をお願いしたところ、多大なご協力のお陰で現在700万円ほどの基金ができました。兄弟姉妹を入学させている方々や、経済的に援助が必要な方々に奨学金を使わせていただいております。恒久的に奨学金制度を維持していくには、奨学資金を更に充実していかなければなりません。皆様のご協力を今一層お願い申し上げたく存じます。

 ご多用中のところと推察申しあげますが、どうぞ、実際のTIS,TIPの様子もご見学ください。毎月1回はオープンスクールを開催し、実際の授業を見学していただいております。1月13日(水)、2月9日(火)、3月17日(水)、4月13日(火)、5月19日(水)、6月1日(火)、朝9時半より11時半を予定いたしております。どうぞお出掛けください。

 今年度は1月にオーストラリアから数学の先生がスタッフに加わり、9月からの中等部の開設準備にあたります。世界中で尊敬される人物の育成に、教職員一同心を合わせて尽力していく所存でありますので、更なるご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMY 理事長 
Tsukuba International School 校長
Tsukuba International Preschool 代表
加納 正康

2008年春のご挨拶

 1992年に創設されたTsukuba International School(TIS)の運営を2006年秋にティモシー・ボイル氏より依頼され、この4月から正式に代表をお引き受けしました加納正康です。

 現在、つくば市には約130カ国から留学生や研究者など約7200名もの外国人が生活しています。この方々のお子さんの教育の場の1つとして、英語で授業を行う国際学校の存在は欠かせないものです。同時にその国際学校の存続が保障され、その教育内容がしっかりしたものであれば、保護者の方々も安心してお子さんを入学させることができると思います。

 このような保護者の方々の期待に応えられるように、2007年よりTISの各種学校法人化に向けて準備を進めてまいりました。この3月に茨城県より設置計画が承認されましたので、現在、教室として提供している神谷森フィンランド・ログ・ハウス(拙宅)の隣接地に、2009年の4月までに木造2階建の1085㎡のログ・ハウス風校舎が完成する予定です。

 教育においては環境と指導者が大変大きな役割を果します。近代化という名のもとに依然として自然を破壊し続ける人類にとって21世紀の課題は、地球全体で、いかに自然と共存できる人間を多く育成することができるかであると思われます。「つくばスタイル」と呼ばれる、充実した都市機能と、300余の研究機関がある知的な環境を大いに活用しながら、豊かな自然の象徴とも言える上郷の「神谷森」の中にあるTISで学ぶ生徒たちはきっと21世紀の人類のためのリーダーになってくれることでしょう。

 そのためには、母国で教員免許を取得している優秀で使命感にあふれた経験豊かな外国人の先生が生徒ひとりひとりを大切にし、特に生徒自身の国の文化を大切にし、同時に他への思いやりの心を持つよう、時には厳しく教育します。日本で勉強しているわけですから、日本文化や「つくば」の文化もしっかり勉強します。

 政治的・宗教的・人種的に偏りなく、英語で教育を受ける必要のあるすべての国の生徒を受け入れます。2年後には中等部の教育も始まります。国際バカロレア機構の初等中等教育課程の認定を受ける予定です。

 TISの理念にご賛同いただいた方々のお子さんの入学を心よりお待ちしております。また、TISの教育を応援してくだる方々のご指導・ご支援を切にお願い申し上げます。
 
学校法人TSUKUBA GLOBAL ACADEMY 理事長 
加納 正康